「皆さまとのご縁をこの鹿児島の地でさらに深く、もっと根強く、培っていけますように」そばで取り持つ縁結び、縁繋ぎのお役に立てれば。真心を込めて、おもてなしをさせていただきます。“もうひとつのわが家”として心からお寛ぎいただけることが、私どもの何よりの喜び。さまざまなご縁を結ぶ場として、ゆかりある人々の集いの場としてご利用いただけると幸いです。
春は桜、夏は蛍、秋は十五夜お月様、冬は鬼火焚き郷愁豊かな吉田の町の風情とともに。 |
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TEL 099-295-2797
個室のご案内
- 4名様/掘りごたつ式(テーブル×1)
- 10名様/掘りごたつ式(テーブル×1)
- 16名様/座椅子(4名様用のテーブル×4)
- 20名様/座敷席(4名様用テーブル×2、6名様用テーブル×2)
※人数のご相談を承ります。お気軽にお電話ください。
こんなときに縁鹿庵
会席・ご宴会
祝いそば、節分そば、彼岸そばに年越しそば。古くより日本人は節目ごとに清めのそばを食べ、晴れやかに新しい時節を迎えておりました。そばの前に嗜むお酒を「そば前」とも言います。そば屋の肴で一献、一軒家貸切りの贅沢気分で風流にお愉しみください。
慶事
細く長く続く、側(そば)で末永く・・・ということから長寿や縁結びのお祝いにも喜ばれています。広々とした和室を貸切りでご利用いただけますのでご結納にも最適。“もうひとつのわが家”にいるようにご家族・ご親戚と和気藹々とお過ごしいただけます。
弔事
昔からそばは、精進を旨とする僧侶の食として親しまれてきました。また、仏様はそばで供物を背負うと信じられており、お盆にそばを打って盆棚の飾り縄にし、茄子や胡瓜で作った馬の背にかける「荷縄そば」という習わしもあります。故人を偲ぶ皆さまの思いを心よりおもてなしさせていただきます。
※料理内容はご相談に応じます。
日本のそば暦
そばの歴史を遡ると、日本の文献に初めて登場するのは『続日本記』。養老6年(722)の勅令に、そばの栽培を奨励した記録が残っています。奈良時代の頃にはすでに食べ物として知られており、今のように細いそば(そば切り)を広く食するようになったのは15世紀から江戸時代初頭と言われております。比叡山の修行僧は、荒行で疲れた体をそばで癒しておりました。今となってはそばのもつ栄養や効能も明らかですが、古くより身を清める禊の食べ物として重宝がられていたようです。
1月1日 | 元日そば おめでたいお正月に「祝いそば」として食べます。 元日の若水で料理を作り、そば膳で祝う地方もあるそうです。 |
2月3日 | 節分そば 江戸時代には大晦日ではなく節分の日に食べるそばを「年越しそば」と呼んでいました。清めのそばを食べ、清々しく立春を迎えていたようです。 |
3月3日 | 雛そば 江戸では、3月4日に雛人形を仕舞う際、「長くのびる」ことに縁起を担ぎ、雛壇にそばを飾る風習がありました。 |
3月21日 | 彼岸そば 季節の変わり目は体調を崩しやすいため、体によいそばを食べる習慣があります。そばは昔から「五臓六腑を清める」食べ物とされ、ご先祖様を迎える前にそばで体を清めていたようです。 |
5月5日 | 端午そば 元禄八年(1695)の端午の節句に日光東照宮にそば粉が献上された記録があります。菖蒲の葉を刻んでそばに加えて愉しむ風習もあるようです。清めのそばは、邪気を払う端午の節句にふさわしい食べ物です。 |
7月 | 土用そば 立秋の前18日間を夏の土用といい、その初日を土用の入りといいます。地方ごとに異なりますが、土用の入りにそばを食べると「腹痛がしない」「暑気あたりしない」と伝えられているようです。 |
8月13日〜 | 荷縄そば 古くより仏様が帰る際にそばで供物を背負うと信じられていました。盆にそばを打ち、盆棚の飾り縄にしたり、茄子や胡瓜で作った馬の背にかける習わしがあります。 |
9月23日 | 彼岸そば |
9月30日 | 神のお立ちそば 10月(神無月)の前日、9月30日は神々が出雲に行かれる日ということで「神のお立ち」といい、そばを供する習わしがあるようです。 |
10月 | 恵比寿講そば 10月(神無月)に出雲に赴かない留守神と言われる恵比寿神を祀る「恵比寿講」。そのときに食べるそばを恵比寿講そばといいます。 |
11月11日 | 麺の日 1999年に全国製麺協同組合連合会の提唱で「麺の日」となりました。「つるつる(鶴)・かめかめ(亀)」で末永いご縁や長寿の縁起に良い日。 |
12月31日 | 年越しそば 江戸時代から広まった慣習で、今でも年末の風物詩。長く伸びるそばを食べて長寿の縁起、金銀細工師が散らかった金粉を寄せるのにそば粉を使うことから金運の縁起、そばで体を清めて新年を迎える、など由来は諸説あります。 |
※地域によって時期や意味が異なることがあります。